阪神高橋遥人投手(28)が鳴尾浜で本格的なブルペン投球を再開した。捕手を立たせて投球練習を行ってきたが、この日は昨年4月に受けた左肘のトミー・ジョン手術後では初めて捕手を座らせ、真っすぐ主体で23球投げ込んだ。「思ったよりも全然よくて、(捕手を)座らせてない時よりも感覚的にはよかったかなと思います」と手応え十分だ。

今年6月に「左尺骨短縮術」と「左肩関節鏡視下クリーニング術」を受けるなど、度重なる故障から再起を期す左腕は、前日17日に来季の育成契約を結んだばかり。「(患部の)硬さとかが取れてきて、それがボールにも直接関係してきている。硬さをとっていければ、もっと上げていけると思います」と手応えをつかんでいる。実戦復帰へ1歩前進。今後は様子を見ながら、週に1度のペースで投球練習を実施する予定だ。

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