阪神高橋遥人投手(28)が甲子園で“復帰登板”した。軟式球を使ったミニゲーム「野球シチュエーションマッチ」で、キャプテン岩崎優投手(32)率いる「岩崎組」のリリーフ投手として登板。「ピッチャー高橋」のコールがされると、球場からは大きな拍手が起こった。

「いいボール投げられました。景色よかったですね。やっぱ甲子園いいなって思いましたよ」

1打席のみの登板で、打者高浜との対戦しショートへのフライに打ち取った。

高橋は昨年4月に左肘のトミー・ジョン手術を行い、今年6月にも「左尺骨短縮術」と「左肩関節鏡視下クリーニング術」を受けていた。17日には来季の育成契約を締結。19日には術後初めて捕手を座らせたブルペン投球を行うなど、復活へ段階を進めてきた。

岩崎キャプテンの粋な計らいで実現した、21年11月6日のCSファーストステージ巨人戦以来、749日ぶりの“登板”。3万9089人の大歓声を「気持ち良かったです。鳥肌立ちました。またもっと頑張ろうと思いました」とかみしめた。

 

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