巨人岸田行倫捕手(27)が29日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、550万アップの年俸2150万円でサインした。

ムードメーカーは「5500万増です。ゼロが1個多くなりました」と1度、ボケて会見場の空気を温めてから正しく訂正。自己最多の46試合に出場した今季を「シーズン中盤から終盤にかけては、例年より多くスタメン出場の機会が増えて、自分自身、自信がついたというか、来年に向けて良かったな」と振り返った。6月30日阪神戦ではプロ初のサヨナラ弾を放つなど控え捕手としてチームを支えた。

来季は50試合の出場を目標とする。「試合に出るからにはもっともっと打ちたいですし、守備の面でもまだまだ全体的にレベルアップしないといけない。大城(卓)さんが主に試合に出ることが多いと思うのですけど、その中でスタメンの数をもっと増やしたい。いきなり100試合とか言っても、多分厳しいところがあると思うので、まずは50試合を。少しずつ増やしていけたら」と話した。(金額は推定)

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