年末の風物詩で、今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、都内で発表され、38年ぶりの日本一を達成した阪神タイガースの流行ワード「アレ（A.R.E.）」が年間大賞に輝いた。21年の「リアル二刀流／ショータイム」、昨年の「村神様」に続いて、野球関連が3年連続の快挙。阪神関連では過去に03年の「勝ちたいんや！」など3度ノミネートされていたが、年間大賞は初受賞となった。「アレ」の“原案者”である岡田彰布監督（66）が受賞者となった。
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岡田監督が座右の銘「道一筋」を1月から「球道一筋」に変更することを明らかにした。
表彰式で司会者から「『道一筋』は今後『アレ一筋』に変えますか？」と問われ、「それはないですけど」と否定。自身が現役時代の座右の銘は「有言実行」だったが、04年に初めて監督に就任した節目で、幼少期から憧れていた阪神のレジェンドOB村山実氏の「球道一筋」から「球」を外した「道一筋」に変わった。
そこから、リーグ優勝、日本一を成し遂げ、「やっと認められたら上の球という字をつけようかなと。（球は）王ヘンに求めるで「王の道を求める」と。一番こうね、頂点というか、それを取ればつけようと思っていた」と説明。ただ、「日本一になった次の日からほんとは書かないといけなかったんですけど、ちょっと忘れてまして、勝った興奮でね、ずっと『道一筋』って書いてるんですけど」と苦笑いで明かした。
指揮官は「一応1月1日からで、憧れの村山さんというか、タイガースのレジェンドOBなので、それにあやかって。1月からはもう『球道一筋』というね、座右の銘にね、球を付け足したいと思います」と宣言した。
