西武田村伊知郎投手(29)が来季から背番号「20」に変更となることが5日、決まった。

プロ7年目の今季は24試合に登板し、2勝1敗1セーブ6ホールド、防御率1・52。開幕1軍には入れなかったものの、救援陣が疲れだしたタイミングで1軍昇格し、リリーフで奮闘。9月5日のオリックス戦(ほっともっと神戸)では救援でプロ2勝目。“魂のリリーバー”ぶりで里帰り登板を飾った。

いい場面でのリリーフも任されたものの、本人は11月に入ってからの自主トレで「まっすぐとフォークに手応えを感じた部分もあったんですけど、そうは言っても2カ月くらいの話。きっかけくらいのことなのかな」と淡々と話し、来季へ着々と準備。そのタイミングで背番号が40から20に軽くなる。

田村は報徳学園(兵庫)時代に甲子園で「スーパー1年生」として脚光を浴び、立大を経て16年ドラフト6位でプロ入り。ここまでプロ通算102試合に登板し3勝1敗2セーブ6ホールド、通算防御率は3・73となっている。

【関連記事】西武ニュース一覧