ヤクルト山崎晃大朗(30)が、「燕のあいさつ委員長」に立候補した。

5日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、約20%のダウン提示でサイン。8年目のシーズンを終え、ここ最近で思って来たことを球団へリクエスト。「よく言えば仲の良いファミリー球団ではありますけど、やっぱり若手、若い選手のあいさつが出来ていない、あいさつだったり行動がよくできていないというのは伝えさせてもらって。30歳前後がもっと厳しく、今いろいろありますけども、その中でも先輩が言えることは選手同士で言い合っていきたいということはお伝えはしました」と厳しい表情で話した。

かねて、ヤクルトは仲の良さ、風通しの良さが魅力の1つだった。その中で、山崎自身、感じる違和感があったという。「トレーナーさんへの口の利き方だったり、あいさつの声量というのが。声量というのは大きければ大きいほど良いというもんでもないですけど、あいさつだったり言葉遣いだったりが、年々、時がたてば甘くなってくるというのが、良いことでもあるかもしれないですけど、決して良いことではないと思うので。何年、2、3年ですかね。僕も年齢を重ねてきてそういう風に思うようになってきたので。そこはどうかなと思っていたので、言えたのは良かったなと思います」とうなずいた。

率先して、そこは引き締めていく。「もちろん上の方々が言っていただけるのが一番良いんですけど、球団側が言うのが良いのかも知れないけど、やっぱり選手同士で言い合うのが一番効くという風な、そういう話になったので。ぼくも30、31歳になる年齢なので、親しき仲にも、というところなので、しっかり僕たちが取り締まっていきたいなというふうに思います」と言い「内部から良い方向に導いて行きたい」と野球以外でも、チームを支えていく。(金額は推定)

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