オリックス野口智哉内野手(24)が6日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、1000万円アップの2500万円でサインした。

プロ2年目の今季は、ルーキーイヤーを上回る76試合に出場。51安打2本塁打21四球、打率2割2分6厘の成績だった。11月26日に行われたファンフェスタで見せたアニメ「推しの子」のコスプレ姿も話題に。1000万円アップに「女装した分上がりました」とにやりと笑った。

今季は開幕スタメンを勝ち取り、1番遊撃で出場。「出だしがよかっただけに続かなかったのが少しふがいなかったなと思います」。レギュラー奪取とはいかなかったが、リーグ3連覇を決める一戦で決勝打を放つなど終盤に存在感も見せるシーンもあった。

オフの1月は、チームメートの森友哉捕手(28)が宮古島で行う自主トレに初参加予定。関大の先輩が森のトレーナーを務めている縁もあり、声をかけてもらった。「バッティングは全部、もう盗めるところは盗みたい」と力を込める。

森は「まだ若いですし、すごい身体能力が高い選手なので、レギュラーをつかみ取れるようにっていう意味も込めて、一緒に行こうかなと」と野口へ期待の言葉を掛けていた。プロ3年目のレギュラー奪取へ「もちろんそのつもりで行きますし、なんとかいいものいっぱい吸収して頑張ります」ときっかけにする。

(金額は推定)

【関連記事】オリックスニュース一覧>>