ソフトバンクは8日、「現役ドラフト」で日本ハム長谷川威展投手(24)を獲得したと発表した。同時にソフトバンクの高卒5年目、水谷瞬外野手(22)が日本ハムに移籍する。結果的に日本ハムとの「1対1トレード」の形になった。

左腕の長谷川は埼玉・花咲徳栄、金沢学院大を経て21年ドラフト6位で日本ハムに入団。今季はイースタン・リーグで中継ぎとして34試合に登板し、8勝0敗、防御率3・00。同リーグの最多勝を獲得した。1軍では通算11試合で0勝0敗、防御率0・87。1軍でも全てリリーフ登板だった。プロ初登板は22年3月26日、ペイペイドームで行われたソフトバンク戦だった。

三笠杉彦取締役GMは長谷川について「左のスリークオーター。中継ぎとしてね。逆に言うと我々はあまり層が厚くないところですので、チャンスがあると思います」と期待を寄せた。

 

▽ソフトバンク水谷瞬(日本ハムに移籍が決まり)「年代が近い選手が主力として出ている。いい選手が多いイメージがあります。場所が変わったからやることが変わるわけではない。1軍で出たことがないので、まずはそこをスタートラインにしたい。自分の名前をチームの首脳陣の方やファンの方々に売って行けたらいいなと思います」

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