広島森翔平投手(25)が9日、広島駅南口地下広場で開催された「ヒューマンフェスタ2023ひろしま」にて1日人権擁護委員を務めた。サンフレッチェ広島の茶島とトークショーに参加。来年開業のエディオンピースウイング広島でサンフレッチェ戦を観戦する約束とともに「1年間ローテーションを守り抜き、チームとしてはリーグ優勝、日本一を目指したい」とファンに誓った。

2年目の今季は開幕1軍を逃すも、交流戦明けからローテーションの穴を埋める働きを見せた。登板12試合(先発10試合)で4勝2敗、防御率4・53。登板機会は訪れなかったものの、CSでも先発待機していた。

来季の開幕ローテーション候補の1人だが、ドラフトでは1位の青学大・常広羽也斗ら大卒投手を4人獲得。現役ドラフトでは、楽天から最速155キロ右腕内間拓馬投手の獲得が決まった。「競争する立場。若い選手も入って来ますけど、僕も負けないようにというより、負けていてはいけない。そこは、強い気持ちを持ってやりたい」。昨年は年末ノースロー調整したことでキャンプまでの仕上がりが遅れただけに、今年は12月中も肩肘を休ませず、キャンプインからアピールできる準備を進める。

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