阪神坂本誠志郎捕手(29)が10日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の年俸2800万円から4200万円増の7000万円でサインした。「しっかり評価していただいた。(増額分は)家族に恩返ししたい」と話した。

プロ8年目の今季は自身最多の84試合に出場。うち76試合でスタメンマスクをかぶった。自身初タイトルとなった、ゴールデングラブ賞も獲得。日本シリーズでは全試合スタメンで出場し、盤石な投手陣をけん引した。「アレのアレ」を支えた女房役が、昇給を勝ち取った。

連覇のかかる来季も、扇の要として輝くつもりだ。「もっと器の大きい選手になりたい」と意気込んだ。(金額は推定)

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