巨人大城卓三捕手(30)が大台を突破する年俸5000万円アップを勝ち取った。13日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸8000万円から5000万円増の1億3000万円の単年契約でサインした。「まさか自分が(1億円プレーヤーに)なると思ってませんでしたし、大台に行けたのはうれしいですけど、その分やらなきゃいけない責任感もあるので…半々ですね」と引き締めた。

今季は3月のWBCで世界一を経験。巨人でもキャリアハイの134試合出場、打率2割8分1厘、16本塁打と存在感を示した。ベストナインにも選出。来季からは菅野の後を受けて選手会長を務める。「本当に勝ちたいので勝ちにこだわる執念を持って、来年は勝利にこだわって行きたい」と覚悟を示し、捕手としての目標には「チーム防御率が今年良くなかったので、そこは改善していきたい」と掲げた。(金額は推定)