オリックス平野佳寿投手(39)が、レジェンドたちに野球生活の長寿を誓った。

現地時間13日に優勝旅行でハワイに到着した守護神は翌14日、名球会ゴルフの前夜祭に参加。今季日米通算250セーブを達成して新加入した守護神は、壇上に促され「これからまだ現役でやらせてもらいます。みなさんの記録に少しでも近づけるように頑張っていきたい」とあいさつした。

王貞治顧問ら、数々の偉業を達成した大先輩を前に決意は新た。日本記録の1002試合登板を誇る元中日の岩瀬仁紀氏(49)からは「抜かれるのは全然、嫌じゃない。見ていてもまだ全然できますしね。破るぐらいやってほしい」と背中を押された。現在日米835試合の平野佳は「無理だと思います(笑い)」とおどけながらも、背筋を伸ばした。「すごい光栄なことですし、僕も恥じないように。少しでも近づきたい」。ハワイの夜を40歳シーズンのモチベーションにする。(ホノルル=磯綾乃)

◆名球会出席者 王貞治、山田久志、古田敦也、東尾修、松原誠、野村謙二郎、佐々木主浩、山本昌、小久保裕紀、谷繁元信、石井琢朗、上原浩治、中村紀洋、小笠原道大、鳥谷敬、高津臣吾、阿部慎之助、藤川球児、松井稼頭央、福留孝介、内川聖一、和田一浩、金本知憲、岩瀬仁紀、平野佳寿、大島洋平(順不同)

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