ヤクルト内山壮真捕手(21)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円アップの2600万円でサインした。高卒3年目の今季はキャリア最多の94試合に出場。打率2割2分9厘、6本塁打、27打点だった。本職の捕手以外にも、外野にも挑戦するなど、活躍の幅を広げた。「自分自身は外野であったりとか、外野とキャッチャーの併用というところで、すごく新しい挑戦というかいろいろなことが経験できて、苦しいシーズンではあったんですけど、これからの野球人生にとって、自分にとっていい1年になったんじゃないかなと思うのでその経験を糧に来年も頑張りたいなと思う」と話した。

色紙には「達成」と記した。「自分の個人の成績として今まで目標を達成できたことがなかったので、来年が1つ勝負の年になるかなと思っているので、自分の個人の成績もそうですし、チームの優勝というところもいろいろなことが達成できる1年にしたいなと思って、はい、この文字にしました」。来季目標は打率3割、2桁本塁打に設定した。

さらなる飛躍のため、パワーアップする。公称体重は71キロだが、78キロを目標値にした。食事を改善し、ウエートトレーニングに励んでいる。その上で「このオフは頑張って80キロ目指して頑張っていきたい」と打てる体、けがをしない体づくりを目指す。「1軍シーズン2年目で、来年が1軍で3年目になるので、1年目と2年目同じような成績だったので、3年目、同じ成績だとよくないというか、ここは1つキャリアハイというか、何か1ついい成績を残したい」と意気込んだ。(金額は推定)

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