オリックス森友哉捕手(28)が26日、ソフトバンクに移籍した山川封じを誓った。13年ドラフトの同期で、昨年までともに西武でプレーした4学年上の先輩だ。優勝を争う筆頭球団への移籍に「めちゃくちゃ脅威です。あの打線に山川さんが加わるというのは。しかも(狭い)ペイペイドームなので嫌ですね」と警戒心を隠さなかった。

初めて敵と味方に分かれた今季は、開幕カードを含む6試合で対戦。森はうち5試合で先発マスクをかぶり、被弾はなかったが20打数6安打、打率3割と分が悪かった。「捕手として、今年はあまり対戦できなかった。来年は1年通してしっかり勝負したい気持ちです。1発で試合の流れを変える力を持っている。流れを持っていかれないような配球をしたいし、慎重にやりたい」。4番候補の3度の本塁打王封じはV4への近道にもなる。【柏原誠】