日本ハムは27日、球団創立50周年を記念して、2024年7月2日から17日までのホーム計9試合で「ファイターズ50周年シリーズ」を開催すると発表した。

発表会見に臨んだ稲葉篤紀2軍監督(51)は「1974年にファイターズが誕生して、先輩方が歴史を築いてくれました。敬意を表すとともに、我々は前に進んでいかなくてはいけない。また多くのファンの方たちに歴史を知っていただけたら。来年7月には記念のユニホームを着て試合をすることも決まっております。私もファイターズのOBとして来年、一緒に50周年を盛り上げていけたらと思います」とあいさつした。

シリーズ開催に先がけて、50周年を記念した新ウォールアートが、エスコンフィールド1Fのクラフトビール醸造レストラン「そらとしば by よなよなエール」の壁に登場した。手がけたのは「タワー11」1Fコンコース側の壁面にダルビッシュ、大谷を描いたOVER ALLs。3人のスタッフが9日間かけて制作し、26日に完成した。縦約16メートル、横約13メートルの壁画には、創業オーナーである故大社義規氏にはじまり、現役時代の新庄監督、稲葉2軍監督ら、50年の歴史をつないできたレジェンド監督、選手が描かれている。