本領発揮はこれから! オリックス中嶋聡監督(54)が、移籍2年目を迎える森友哉捕手(28)の今季さらなる活躍を期待した。「全然違いますよ、今度は。もうピッチャーの特徴を分かってるし、ほとんど組んでるし」。

昨季は西武からFA移籍で加入した1年目。打線の中心として、すでに存在感を見せたが、扇の要としての伸びしろはたっぷり。「本当に慣れなんですよね。やっぱり試合でしか、ウイニングショット、本気で投げてきたボールって、受けられないんですよ。僕が自分でも思ったこと」。現役時代、捕手として移籍し新チームでプレーした中嶋監督だからこそ、説得力を持つ。

昨季の森はケガで離脱もありながら110試合に出場。若月との併用で捕手としては56試合に先発し、チーム事情により右翼でも5試合に出場した。CSでも3試合、日本シリーズでも4試合に右翼で出場したが、やはり今季は本職から。「今度はもう、キャッチャーとして、というのは出てくる。(併用も)もっとハイレベルになると思います」と指揮官。攻守で4連覇へチームをけん引する。

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