ロッテの菊地吏玖投手(23)、秋山正雲投手(20)、黒川凱星内野手(19)が14日、稲毛海浜公園屋内運動場で行われた「千葉市ホームタウン野球教室」に参加した。

若手の3選手は千葉市内の少年野球17チーム、88人の小学5年生に約3時間の熱血指導をした。

菊地はピッチングを指導。「細かいこと言うっていうよりは、とにかく体を目いっぱい大きく使って。あとは、狙わせすぎず、大体あの辺に投げるっていうのを、この2つはとにかく言ってた」と先生としての心がけを話した。最後のあいさつでは「夢中になってやってほしい」と呼びかけた。「夢中な時が1番いろんな発見があって、いろんなレベルアップがあると思う」とメッセージの意図を明かした。

秋山は守備練習を担当。基本を教えることを意識し「難しいことから始めてもうまくならない。丁寧にやっていった結果、難しいことも自然にできたりすると思う」と自身の経験をもとにアドバイスを送った。

自身も小学生のときに参加し、昨年現役を引退した江村直也2軍バッテリーコーチ(31)から教わった経験がある黒川は「なんか不思議です。まさか今日呼んでいただけるとは」と感激。「自分が小学校の時、どんな感覚だったのかとか考えながらやると、言葉が出てきた。わかりやすいようにと、すぐ実践できることを伝えました」と振り返った。

何年後かにロッテの選手としてマリンで再会する日が来るかもしれない。

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