若虎よ、止めてみろ! 阪神西勇輝投手(33)が17日、西純と沖縄・宜野座での自主トレを公開した。プロ16年目の今季は1500奪三振や2000イニングなどの通算記録も迫る。だがチーム最年長の右腕が願ったのは、記録達成よりも若手投手の台頭だった。

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▼阪神西勇輝は1500奪三振まで残り89奪三振、2000投球回まで残り60回1/3と、節目を射程圏内に捉える。先発登板数が増えた11年以降は毎年100奪三振前後、投球回も100以上で今季達成も可能だ。1500奪三振は球界で59人、阪神では小山正明、村山実、権藤正利、江夏豊の4人が達成。2000投球回は球界で93人が達成し、阪神では1500奪三振達成の4人に加え、若林忠志、藤村隆男、渡辺省三、若生智男、安仁屋宗八、小林繁の10人が達成している。

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