ヤクルトのドラフト2位松本健吾投手(24=トヨタ自動車)が、レジェンド古田敦也氏との“バッテリー”を熱望した。新人では唯一、1軍キャンプのメンバー入りが決定。今年も古田氏は臨時コーチで訪れる予定で「そんなおこがましいことは言えないですけど…。チャンスがあればお願いしたいです」と、ブルペンでボールを受けてもらうことを望んだ。

古田氏はヤクルト、トヨタ自動車の先輩で、東海大菅生(東京)3年時に甲子園で受けた取材以来の再会となる。「熱闘甲子園の取材で、落ちるボールの話をした記憶があります」と回想。同氏のYouTubeをよく見るそうで「プロで長年やられていて、監督もやられてますし、いろいろな選手ともお話をされていると思うので、僕もお話ししてみたいです」と目を輝かせた。

プロ初のキャンプに向け、着実にステップアップする。18日には新人合同自主トレ初のブルペン入り。この日も順調にメニューを消化した。キャンプでは1軍は1人で「不安や寂しさはある」と吐露しながら「気後れだけはしないように。グラウンドレベルで考えた時には年齢や新人っていうのは全く関係ないと思うので、貪欲にやって、吸収できるものは吸収していきたいです」と意欲を示した。【久保賢吾】

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