西武平良海馬投手(24)が新球種の習得に取り組んでいる。高橋らとともに沖縄・宮古島で自主トレ中。

オフの契約更改では最多奪三振のタイトル奪取を1つの目標に掲げている。「新しい球種のスライダー(の精度)を上げていくこと。自分は大きく曲がるスライダーなので、あまり曲がらない小さなスライダーを追加しながらバッターに投げていきたい」と奪三振のイメージをしている。

先発に転向した昨季、奪三振数は153個でオリックスからドジャースにポスティング移籍した山本、ロッテ種市に次ぐリーグ3位だった。新たなボールはジャイロスライダーと呼ばれるもので「基本的に変化はあまりしない。小さいスライダーという感じ。横ではなくて縦に沈んでいくというイメージ」と説明する。

暖かい南国での自主トレのオフには「みんなでゴルフや釣りに」と話すなど、リフレッシュもしながら体づくりを行っている。昨季はチーム最多の11勝。同じく2ケタ勝利を挙げた高橋、今井らと先発の中心になる。「去年と同じく規定にのって貢献していきたい。チームの一番のピッチャーになるのがエースだと思うのでそうなれるように」と決意を示した。【山崎純一】

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