中日浜将乃介内野手(23)が間食のラーメンで体を一回り大きくした。今季から外野手に転向する浜は、22日まで東海大甲府の先輩、高橋周の沖縄自主トレに帯同。現地ではおやつ代わりにラーメンを食べて、外野レギュラー取りへのパワーにしていた。

「食べる量がちょっと増えました。普通に3食を食べて、間にもちょこちょこ」。オフに77キロだった体重は、オフの教育リーグなどを挟んで、83キロに増えた。8日からの沖縄自主トレでは、朝食に先輩が炊いたご飯をどんぶり2杯。昼食を挟んだトレーニング、練習後には、近隣のラーメンチェーン「天下一品」などのこってりラーメンを間食に食べ、夕食には肉料理をがっつり食べた。

オフに台湾で行われたアジアウインターリーグでは15試合に出場し、54打数14安打6打点6盗塁、打率2割5分9厘と結果を残しばかり。自主トレ中には「飛距離が伸びた」と、パワーアップも実感した。先輩からは体の開きクセを指摘され、打席での考え方の指導も受けたという。

秋季練習から外野手転向を表明。今季は83キロを維持して、来季までに90キロへビルドアップを想定する。「年々大きくしたい。糸井嘉男さん(野球評論家)のように打って走れる選手になりたい」。糸井はパワー自慢で首位打者、盗塁王を獲得した。“超人”化を夢見る竜のラーメンマンが意気込んだ。【伊東大介】

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