ソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手(32)の人的補償で西武に加入した甲斐野央投手(27)が1日、埼玉・所沢市内の球団施設で行われた入団会見に出席した。

スーツに身を包み、笑顔を見せながら「すごく緊張しています。本当に必要として取っていただいたと思っていますし、いち早くファンの方と勝って喜びを分かち合いたい」と新天地での決意を示した。

甲斐野は東洋大から、18年ドラフト1位でソフトバンクに入団。1年目の19年には65試合に登板するなど中継ぎ投手として十分な実績を持っている。最速160キロを誇る右腕で、昨季はリリーフで46試合に登板。3勝1敗、防御率2・53、8ホールド、2セーブをマークしている。

背番号は「34」を背負う。「西武の一員になるのがわくわくというか、徐々に実感がわいてきて、今日またこの場ですごく実感がわいてきた。早くユニホームに袖を通して野球したい」と胸を躍らせた。

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