ソフトバンクにFA加入した山川穂高内野手(32)が7日、パンチ力自慢の打力でレギュラーを奪う意気込みを明かした。宮崎キャンプ第2クール2日目。一塁を争うライバル筆頭の中村晃と特守に励んだ。約30分間、ユニホームを泥で汚すダイブも見せながら「野球選手は取れそうな打球に飛びつくのが本能ですから」と笑顔を見せた。

一塁手部門で4年連続ゴールデングラブ賞を獲得した名手に勝たなければ、開幕スタメンはない。山川は「僕は僕にできるプレーを精いっぱいをする」と話しつつ、「守備はどうやっても勝てない」と中村晃に脱帽。「ヒットを打つのも多分かなわない。かなわないところで対抗しようとは思わない。僕はホームラン、長打力というところでできることをやりたい」と得意分野を前面にアピールし、激しいバトルを制す意気込みだ。「出るためには勝たないといけない」。本塁打王3度の大砲は語気を強めた。

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