今季からプロ野球ウエスタン・リーグに新規参入する「くふうハヤテ」のキャンプが、中盤の第3クール(4~11日)に入っている。そんな中、捕手陣の最年長として存在感を放っている深谷力捕手(23)が、来月の開幕に向けて闘志を燃やしている。
飛龍高を卒業し、2019年に関西独立リーグ(KD)和歌山に入団した深谷は「6年ぶりの静岡で、たくさん練習ができて幸せ。毎日、自身の上達も実感できている」と充実した表情を見せた。前所属では全体練習が半日のみ。残り半日は生計を立てるため、農家でアルバイトを行いNPB入りを目指してきた。
学生時代は内野手としてプレー。しかし社会人4年目に「プロに近づくため」と捕手に転向。内野手で鍛えた素早いスローイングと安定した捕球で即、正捕手の座を勝ち取った。打撃では、左右に打ち分ける長打力が武器。所属した独立リーグ5年間では全て打率3割超え。昨季もリーグ2位の3割9分6厘で存在感を放った。そんなスラッガーの理想の選手像はオリックス森友哉捕手(28)。「打てる捕手。自分のやりたいプレーを体現している選手です」と魅力を語った。
マスクをかぶって丸2年。連日、元巨人捕手の高田誠ヘッドコーチ(59)から指導を受けながら、技術を磨く背番号0が「とにかくドラフト指名されたい。結果を残すだけです」と決意を口にした。【山口昌久】
◆深谷力(ふかたに・りき)2000年(平12)5月21日、大阪府生まれ。飛龍高-KD和歌山で5季プレーし、くふうハヤテに入団。右投げ左打ち。背番号「0」。家族は両親、弟、妹2人。174センチ、78キロ。血液型A。



