西武後藤高志オーナー(75)が17日、春季キャンプが行われている宮崎・南郷を訪れ、松井稼頭央監督(48)や選手、スタッフらを前に訓示した。「いろいろな人に希望とか、明るさを与える。それがまさにプロ野球であり、埼玉西武ライオンズであると思います。ぜひ今年1年、みなさんが自分の体をしっかりメンテナンスして、1年間戦える力、体力をこのキャンプで培っていただいて、大活躍を心から期待しています」と激励した。

午前9時22分過ぎには、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、種子島宇宙センター(鹿児島)から国産新型H3ロケット2号機を打ち上げた。政府の宇宙政策委員会で委員長を務める同オーナーは「私にとっては4年ぶりの南郷でのキャンプの場と同時に、H3ロケットの打ち上げを見られるということで大変意義のある日」と話した。

後藤オーナーは、球場内でロケットの打ち上げをライブ中継で視聴。報道陣の取材に「うれしかったです。キャンプと打ち上げが重なったと。僕にとっては非常に意義ある1日。今後、記憶すべき1日になった」。チームについては「みんな本当にたくましく日焼けしてるし、いい顔をしてましたね。1人1人の顔を見たけど、いい顔をしてるし、目力が強いなと感じましたね」と口にした。

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