ロッテ西野勇士投手(32)が宮崎・アイビースタジアムで27日に行われる練習試合ソフトバンク戦に先発する。実戦初登板に向けて「とにかく真っすぐをどれぐらい投げられるかと、去年軸になったスライダーとツーシームがどれぐらいの精度で投げられるかを、しっかり確認できたら」と、テーマを挙げた。

1年間中6日でローテーションを守るため、試行錯誤している。オフの練習方法は基本的に変えないスタイルだが、今年はけが予防に重点を置く。昨年は前半に6勝を挙げたものの、右肩の違和感を訴え一時離脱した時期があった。「去年、少し調子悪くなった肩をまた再発しないように。とにかくけが、ケアの部分とメカニクスの部分」と肩の負担を減らすよう右腕の外旋具合を変えるなど投球フォームを改良中だ。

石垣島ではライブBP(実戦形式の打撃練習)で15球を2セット投げ込むなど調整を続け、24日に本隊の糸満組に合流した。「ブルペンの変化球とか結構いい感じではあるんですけど、コントロール部分がライブBPでちょっと、良くなかったのかなっていう感じはある」と不安も吐露した。

今シーズンの目標について「規定はいきたい。そんなに(間隔を)空けずに回れたら、いけるところだと思う」とまずは実戦で感覚を確かめる。

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