阪神は1日、本拠地甲子園で1軍全体練習を行った。その後、空路で2日の日本ハム戦(札幌ドーム)に向け北海道に入った。

岡田彰布監督(66)の一問一答は以下の通り。

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-札幌ドームの室内温度が20度くらいなら投手も助かる

「おお、よかったよ。寒い、お前。ほんま」

-2日の先発門別はどんな姿を期待するか

「評価とか、そんなんじゃなしに、今年、1年の戦力として、明日投げさすんやから。4回かな。だから、先発ピッチャーとおんなじ、回りでな。これからは投げさせていくよ。うまいこと、パ・リーグ当たるな(笑い)。間隔的にな。ちょうどよかった。だから、甲子園では投げへんいうことや。他のピッチャーも投げささなあかんからな」

-門別の後に茨木

「茨木な。2回くらいかな。あんまり、調子ええことないな(笑い)。昨日のピッチング見とったら。ちょっと、やばいぞ。茨木が」

-中継ぎも絞り込みを始める

「だから、明日2試合は、明日、明後日あるけど、帰ってきて、7回くらいまでやな。こっち(甲子園では)。あとは、寒なったら、あれやから、はよ投げさすよ。向こうで、鳴尾でな。ちょうど(1週間)2試合3試合か。(1軍と2軍の試合日が)同じ流れでいけるからな。だから、先発も投げておかなあかんからな。誰や。西(勇)か。西はファームで投げるって言うてたな。だってそこまで5試合やから、ほかに6人おるから」

-大竹は100球投げている

「投げる投げる。だいたい次の甲子園やわ。5試合やから、西だけかな、鳴尾で投げなあかんようになるけど、それはまあ全然、関係ないからな。だからもう、そんなん関係なしで、岩貞とかも西の後やったかな、早い時間に投げさせるよ。暖かい時間に」

-岩崎もか

「向こう(鳴尾浜)で投げるかもわからん。早いイニングにな。最後はちょっと、甲子園初登板のピッチャーがな、8、9(日)か。こっちではな。ええやん、1回甲子園で投げさせたったらええから、新人とかは」

-打者は目慣らしの時期。結果は関係ないが大山はどう見ている

「去年も全然ヒット出えへんかったからな(笑い)。去年はちょっと試行錯誤でな、ちょっとポイント前にしたりやってたけど、今年の場合はキャンプからあんま引っ張らんと、けっこう右中間ばっかり打っとるやろ。この間もライトに放り込んだり、そういう意識は去年とは全然違うよな。内容とか結果じゃなしに、やろうとしているっていうかな、そういうのが見えるやんか。去年はやっぱりな、ポイント前にして、去年は秋のキャンプからな、あれもやってたから、それで結果が出るか出んかどうかっていう不安もあったやろうし、そういう意味では全然違うよな、今年のこのキャンプはな」

-去年1年間4番でどっしり構えたからこそ

「いやいや、そらもう当然よ、それは。きっちり開幕にね、照準を合わすっていうかな、そういう感じに見えるもんな。だからその、ヒットが出るとかホームランが出るとかはそんなん、まだこの時期3月の頭やんか。全然関係ない。目慣らしというかな、実戦にはなるべく打席立たせるようにはするけどな」

-以前にも言っていたが近本、大山ら主力も北海道では4打席

「4打席いってもええよな、20度やったら。甲子園帰ってきたら、また2打席3打席になると思うで。それはもうしゃあないわ。帰ってきたら雨やろ。15度くらいになってたけど雨なってたけどな。まあ、外やからな、天候もあるしな。明日明後日の方が、打席にも立てると思うわ」

-投手も天気だけが心配

「そうや、甲子園の5試合の方が心配やからな。あと千葉で、あとそれでドームなるからな。甲子園の5試合の方が心配やな。予報がちょっと悪いしな」

-ミエセスと話していた

「いやいや、お前。『一塁側ベンチやからレフトは遠いぞ。何回往復するんや』言うて。ファウルグラウンド広いし、お前。『ビジターやけど一塁側やで。三塁側やったらレフト近いけど。エスコンやったらレフトすぐやもんな。何回往復すんねん』って聞いたんよ。『100メートル、18本走るか?』言うたけど『走る』言うとった」

-守備を見たい

「守ってないからな。ちょっと守らせなあかんわ。ノイジーがいてないからちょうどええわ。レフトは前川とミエセスで2試合もうな、半々になるのかちょっと分からんけど。守備もな、広いからちょうどええわ、札幌は」

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