“サンデー朗希”復活でVを狙う。ロッテ佐々木朗希投手(22)のシーズン初登板が、31日に行われる日本ハムとの開幕カード(ZOZOマリン)3戦目に決まった。2日、開幕ローテーションについて吉井監督が「小島、種市、朗希」でいくことを明かした。佐々木は完全試合を達成した22年も開幕ローテーション入り。しばらく日曜日の登板が続いた。佐々木が再びサンデーのマウンドに立つ。

指揮官は「信頼はまだしていないですけども、期待はしてます」。チームを担う3本柱に対し厳しい言葉も、期待の表れだ。昨年末には開幕投手候補について、競馬場で行われたイベント内で「今の時点では小島」と異例のパドックで発表。大好きな競馬の予想に倣って「◎小島、○種市、▲朗希」と印を打った。2年連続で開幕投手を務める小島には「去年もしっかりローテーション守ってくれて、規定投球回もいってくれた」と強い信頼を置く。種市、佐々木の順番は「何もないです。年の順です」と冗談めかした。

佐々木は2月25日の韓国ロッテ戦(沖縄・糸満)で対外試合初登板で先発し、1回を投げ打者4人に対し1安打1奪三振無失点。縦に真っすぐ落ちる、進化したフォークを披露するなど「変化球は思ったよりもちゃんと投げられた」と上々な滑り出しを見せていた。

3日の西武との練習試合(春野)では、今季対外試合2度目の先発を予定している。吉井監督は「ここからは中5日で、小島が金曜日ですかね。土曜日が誰か若い子か、日曜日は朗希が投げるはずです」。“サンデー朗希”が帰ってきた。【星夏穂】

【関連記事】ロッテニュース一覧はこちら―>