楽天渡辺佳明内野手がオープン戦で今季チーム1号ソロを放った。

2点リードの7回2死、阪神大竹の内角シュートを捉え、鋭い弾道で右翼席に運んだ。「1打席目で1本出たんで、思いきりいけました。自分の形で打ててますし、迷いはないんで、すごくいい形かなと思います」。3回の守備からの途中出場。5回1死二塁でも左前打を放ち、勢いそのままにアーチをかけた。

横浜高を甲子園で5度優勝に導いた渡辺元智・元監督(79)を祖父に持ち、自身も同校で2度全国大会に出場しているが、甲子園での本塁打はプロ入り後を含めても初めて。チームとしても今季オープン戦6試合目で待望の1発だった。「自分的にホームランであろうとヒットであろうと、印象のある2打席だったのでよかった。結果を残して、開幕スタメンで出られるようにアピールしていきたいですね」と力を込めた。

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