右ふくらはぎ痛で別メニュー調整中の巨人大勢投手(24)が今季初の実戦形式のマウンドに立った。

7日、川崎市・ジャイアンツ球場でシート打撃に登板した。打者4人に安打性1本の1三振、1四球。球数19で、最速は155キロだった。2月8日に1軍キャンプから離脱していた大勢は「実戦で投げたの初めてだったので、バッターに向かっていく中で、足が変な反応しないかを第1前提として確認できた。そこはクリアできたので良かった。たぶん次に投げる時は力みも取れるでしょうし、もっといい結果に繋がるかなとは思う」と安堵(あんど)の表情だった。

今後はもう1度シート打撃に登板し、来週中にファームで実戦復帰する青写真を描く。再発しないよう最大限に気を配りつつ、守護神は「しっかり開幕に向けてっていうのは1度も1日も変わってない」と阪神との3月29日開幕戦に照準を定めた。

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