球界最年長44歳のヤクルト石川雅規投手が、課題を残した。初回に失策絡みで先制点を献上すると、2回も1死から3連打で失点。3回には先頭の佐藤輝に左中間への二塁打を許し、無死一、二塁から井上に適時打を許した。次打者の木浪には四球。予定の3回を投げきることが出来ず、2回2/3を67球、9安打5失点でマウンドを降りた。開幕ローテ候補の左腕は「左のインコースをしっかり投げられないと抑えられないなというところなので。右のインサイドはいいボールもありつつというところですけども、やっぱり打たれ出すと、偏りだすので、そういうところは組み立てもそうですけど、狙ったところに投げ込むのが大事かなと思います」と唇をかんだ。

高津監督は「あれだけ打たれるんですから、やっぱり投げる球自体は甘かったんじゃないかなっていう風に思いますね」と渋い表情だった。逆球も多く、生命線のコントロールが乱れた。同監督は「あとはタイミングが外せてるかどうか。彼はそういうのをいろいろミックスして、抑えていくピッチャーなので、それがどこが何がずれてたのかっていうところは、ちょっと検証しなきゃいけないでしょうね」と改善を求めた。

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