ダブルストッパーで連続日本一よ! 阪神岡田彰布監督(66)が14日、開幕をダブル守護神で迎えるプランを明かした。

昨季セーブ王の岩崎優投手(32)が抑えの本命だったが、新助っ人のハビー・ゲラ投手(28=レイズ)も実戦3試合で防御率0・00の快投で、適性を見せている。相手の打順によって左腕と右腕で効果的に投入できるメリットも最大限生かし、併用される可能性が高まってきた。

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◆球界の主なダブルストッパー 阪神が初めて日本一に輝いた85年は、ベテラン左腕の山本和行と新鋭右腕の中西清起がともに抑えを務めた。山本は開幕2戦目の4月14日広島戦でセーブを挙げ、同年のチーム初勝利に貢献。一方の中西は、バックスクリーン3連発の出た同17日巨人戦でプロ初セーブを挙げ、自信をつけた。左右両投手の競演でチームは快進撃を続けたが、5勝11セーブの山本が9月上旬に左アキレス腱(けん)を断裂して戦線離脱。その後は中西が守護神に定着し、11勝19セーブで最優秀救援投手に輝いた。他球団では、ロッテの成本年秀、河本育之が「モトモトブラザーズ」を形成。95年からの2年間で、計64セーブ(成本21、23セーブ、河本10、10セーブ)を稼いだ。

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