阪神佐藤輝明は、過去最高の状態で開幕ゲームに臨めそうだ。

大山が欠場し3試合連続「4番三塁」で先発。6回にオリックス・カスティーヨの131キロフォークを捉えた。オープン戦3試合ぶりの3号ソロ。半速球を前さばきで右翼スタンドに運ぶ、得意の形で2球目を仕留めた。「しっかり自分の形で良いスイングをすることができました。甘いボールを1球で仕留めることができてよかったです」。これで5試合連続安打と止まらない。

16日の中日戦(バンテリンドーム)で欠場してから、直近5試合で21打数12安打、打率5割7分1厘の大暴れ。オープン戦の打率も2割8分3厘まで上がった。オフに米国で自主トレし「継続できていると思います」と、日々の練習で精度を高めてきた。巨人の開幕投手戸郷の印象を問われると「どんどん投げてくるので振り負けないようにしたいです」と語り、早くも戦闘モード。「やってきたことを出してプレーできたらなと思います」。24日のオープン戦ラストゲームで仕上げにかかる。

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