日本ハム五十幡亮汰外野手(25)が先制点をもぎ取った。

0-0で迎えた6回1死で今季初安打となる中前打を放って出塁。続く郡司の2球目に二盗を試みると、オリックス若月からの送球を受けた紅林のグラブが顔面付近に強襲。タイミング的にはアウトだったが、スライディング動作に入っていた五十幡の勢いが上回り、紅林のグラブからボールがこぼれて盗塁成功。さらにボールが三遊間方向へ転々とする間に五十幡は三塁へ進塁した(記録は若月の二塁悪送球による失策)。

1死三塁とチャンスが広がると、郡司が放った三塁へのゴロの間に五十幡が本塁へ生還(記録は野選)し、先制点を挙げた。スピードが武器の五十幡が持ち味を存分に発揮して、5回まで2安打無失点の先発伊藤に援護点をプレゼントした。