16日DeNA戦に先発する広島床田寛樹投手(29)が15日、マツダスタジアムで調整を行った。チームは前日まで巨人3連戦をすべて逆転負けで3連敗中。打線は今季1試合平均2・2得点と得点力不足に陥っている。「先制点を与えないように。僕たちも(調子が)落ちてきたときに助けてもらわないといけないので、野手がしんどいときにピッチャーが踏ん張れればいいかなと思います」。昨季の勝ち頭が打線を支え、チームの連敗を止める投球を誓う。

今季は2試合登板で白星を得ていないものの、いずれもハイクオリティースタートと安定した投球を続ける。それでも「イニングも投げられているんですけど。もうちょっと球数少なくいければ」と反省も忘れない。DeNAとは開幕カードに負け越して以来の対戦。「相変わらずよく打つなという感じ。連敗で(登板機会が)回ってきても、いつも通り試合をつくって。勝ってから“そういえば、連敗止めたんだ”ぐらいの感じになれば」と、平常心で臨む。

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