「神整備」で知られる阪神園芸が22日、甲子園で“復旧”作業を始めた。

前日21日の中日戦は試合前から雨が降った。甲子園のグラウンド整備を手がける阪神園芸では、給水シートを置いたり、吸水性のいい白い土を大量にまいて、対応した。

プレーボールも、試合成立(5回)も危ぶまれていたが、阪神園芸の努力もあって試合は成立。7回表終了時、阪神の勝利で試合が終わっていた。

ただ、この白い土は、綿密な配合を施している「甲子園の土」にはなじまないため、試合後に除去する必要があった。

22日、甲子園では外野の芝生を使って投手練習が行われた。そのかたわら、内野グラウンドには阪神園芸が入り、整備カーが何度も白い土を削るように除去した。今後、本来の「甲子園の土」に戻すため、黒土を加えながら、次なる試合に備える。

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