阪神佐藤輝明内野手(25)は波に乗りきれなかった。

4打席連続三振など5打席凡退に終わった。2回はDeNA先発浜口に全球直球を投げこまれて見逃し三振。4回の第2打席も粘ったが、7球目のチェンジアップに手が出なかった。5回には先制してなおも2死満塁から空振り三振。8回にも森原の前に空振り三振に倒れ、4打席連続三振と抑え込まれた。勝ち越した9回無死満塁でも併殺打と乗り切れなかった。

DeNAとの2連戦では10打席で無安打7三振。打率は1割9分3厘まで下降した。この試合を終えて今季32三振。143試合に換算すると年間198三振のペースで、これは93年ブライアント(近鉄)の204三振に次ぐプロ野球ワースト2位タイだ。「凡退しちゃったので。次は打てるように頑張ります」と切り替えたが、勝利打点リーグトップ4の裏で背番号8が苦しんでいる。

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