ヤクルトがサンタナのサヨナラ弾で連敗を3で止めた。

8-8で迎えた9回裏1死、カウント1-2と追い込まれながらも、広島守護神、栗林の153キロ真ん中直球を右翼席に運んだ。両軍通じて計26安打の乱打戦に決着をつけ「とにかく狙いを絞って甘いところを待って、ヒットを打つ、出塁することを心がけた。それが最高の結果につながった」と喜びをかみしめた。

4回の左翼守備では照明が目に入り、黒原の打球を痛恨の後逸。「がっつり照明が入って、顔面に当たるかと思った」と適時三塁打を許した。そんなミスも引きずらず「ポジティブ思考」で臨んだ最終打席。5打席目での初安打が試合を決める2号ソロとなり、お立ち台では感極まった。「感情で満ちあふれている。チームが勝てたことに、神様に感謝を告げた」と笑顔で応えた。頼れる助っ人の活躍が、今季初のサヨナラ勝ちをもたらした。

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