大体大硬式野球部女子が、システム建築を中核とする大和リース株式会社(本社・大阪市中央区)とスポンサー契約を締結したことが26日、分かった。契約期間は1年。呼称権、ユニホーム広告、バナー掲出、SNSで、同社PRにつながる役割につなげる。

同野球部女子は、21年に全日本女子硬式野球選手権大会(インカレ)で初優勝を果たし、23年はベスト4に進出した。卒業生は阪神タイガースWomen、読売ジャイアンツ女子、エイジェック女子などでプレーしている。

大和リースは「規格建築事業」「流通建築リース事業」「リーシングソリューション事業」「環境緑化事業」を展開。今回は、企業理念の「事業を通じて人を育て、企業を通じて社会を育てる」と一致した。

岸田佐和子広報宣伝部長は「少子化による人口減の中、女子硬式野球の競技人口は増えているとうかがいました。女性がスポーツで活躍する場所が少ないのが現実で、女性がスポーツで生活できる環境を作っていくことも社会課題の一つです。これまで野球を続けたくてもあきらめざるを得なかったみなさんに思いっきり野球に打ち込んでほしいです」と語った。

大体大野球部女子の横井光治監督も「貴重はご支援は全国大会の遠征費、球場代の資金などに充てたい。さらなる熱意で日本一を目指します」と感謝の意を表した。