DeNAが今季ワーストタイの11失点で3度目の3連敗を喫した。10点差の敗戦も今季ワーストの得失点差となった。

先発のアンドレ・ジャクソン投手(27)が、中日打線に捕まった。3回、2死一、二塁からカリステの牧のグラブを吹き飛ばす中前適時打で先制されると、続く中田に右前にポトリと落とす2点適時二塁打とされた。細川にも中越えの適時二塁打を浴び、この回一挙4失点を喫した。

4回には2死一塁から山本の中前打で一塁走者は三塁へ進塁。昨季ゴールデン・グラブ賞を獲得した中堅の名手・桑原の送球がそれて転々とする間に1点を失った。この悪送球が12球団ワーストの18失策目で、序盤で5点のリードを許した。

来日後初の中5日のマウンドで臨んだジャクソンだったが、4回6安打5失点(自責4)で降板。「自分で状況を悪くして、得点を与えてしまう形になってしまいました。次回登板は安定してゾーン内で勝負できるようにしたいです」とコメントした。

5回から登板した2番手森唯も流れを止められず。木下拓に2ラン、細川に満塁アーチを被弾。2回で62球を投げ、8安打6失点と打ち込まれた。7回無死一塁から今季初打席の蝦名が右中間へ適時二塁打を放ち、一矢報いるも大量点差が重くのしかかった。

三浦監督は試合後「あれだけミスが出れば、こういう展開になる。投打ともに悪い部分が出てきているので、監督として責任を感じています。選手たちが何とか思い切っていけるように明日に備えたい」と振り返った。

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