DeNA2年目の松尾汐恩捕手(20)が、強烈な一打でプロ初打点をマークした。「7番捕手」で4月10日の中日戦(横浜)以来、3度目のスタメン出場。7点リードの4回2死一、二塁のチャンスで打席が回ってきた。ヤクルト・ロドリゲスから粘るも前に飛ばない。「このままいったらマジ打てへんなと思って、短く持ってコンパクトに振ろうと、ぱんと思い浮かびました」と拳1つ分、短く持って8球目の154キロ直球をはじき返した。
打球は三塁線を抜ける適時二塁打。師匠と慕う二塁走者オースティンを悠々とホームにかえした。松尾にとってはこれがプロ6安打目。28打席目での初打点となった。
さらに6回先頭で変化球を左前打、8回先頭では中堅フェンス直撃の二塁打からチャンスメークした。プロ初猛打賞でプロ初のお立ち台。「夢見てた舞台だったのでここに立ててうれしく思います」と見える景色をかみしめた。試合前には「緊張しててなかなかじっとできなくて、その辺歩き回ってました」とベンチ裏を歩き回った後はリカバリールームで1時間熟睡した舞台裏も明かし「これからも、自分に与えられたチャンスを全うできるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。
三浦監督はスタメン抜てきの理由について「ファームで大貫の球を受けてよく知っていたのでスタートで行きました」と説明。「まだまだ課題もありますし、目立たないだけでミスもありますけど、それも経験。まだ2年目ですから。打席でもマスク被っても、落ち着いてたかなと思います」と20歳の若武者の活躍に目を細めた。



