西武の武内夏暉投手(23)が22日の楽天戦(楽天モバイルパーク)に先発する。
20日はチームの盛岡遠征に帯同し、21日は仙台へ移動し練習。「屋外球場で見晴らしも良くて、去年も投げたし、あの雰囲気はだいぶつかめています」とイメージを膨らませた。
昨季10勝を挙げてパ・リーグ新人王に輝いた左腕は、今年は1月の沖縄・石垣島での自主トレで左肘を痛める暗雲スタート。いわゆる「トミー・ジョン手術」も覚悟するような痛みの箇所だったものの、丁寧にリハビリを進めて順調に回復。4度の2軍戦登板を経て、5月14日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で今季初先発。無事に今季1勝目を挙げた。
とはいえ満足できる投球ではなかった。5回89球、変化球で苦しんだ。「自分としてもリズムがつかめない投球でした」。この1週間は投げ急ぎにならないよう意識して調整した。昨季91敗のチームが、まだ5月ながら上位堅持を意識できる位置に。今井、隅田の両輪が支える強力投手陣に武内が加われば、ますます加速の気配が高まる。「自分のピッチングをできたらいいと思います」。落ち着いて、満足いく今季2勝目を取りに行く。【金子真仁】



