巨人竹丸和幸投手(24)が6回途中1失点で今季2勝目を手にした。
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竹丸は試合後、開口一番に「狙ってやりました」と冗談交じりに笑った。2点リードの4回、1点を失いなおも2死一、二塁のピンチ。赤羽への5球目を投じた際に、軸足がすべった。「とりあえず投げなきゃ」と転倒しながらも、必死にボールを前へ離した。「届いてくれ」と願った投球は、転がりながら捕手岸田のミットへ収まった。投球として認められると、その後の盗塁死へつながった。場内がどよめいた珍プレーにも、ポーカーフェースは不動。表情が変わることはなかった。
「運に助けられて」と本人は振り返る。運も実力のうちとは言うが、実力がなければ運も味方してくれない。プロ初黒星を喫した前回登板は、5四死球と制球に苦しんだ。この日はカウント有利の投球。対戦した打者23人のうち、16人に初球ストライクを取り、与えた四球は1つときっちり修正した。
学生時代から制球が武器で、小学生の頃から「困ったらど真ん中」を貫いてきた。「それでずっと投げてきた。前回は逃げだったので、打たれる分にはしょうがないと、割り切って勝負した」と原点に立ち返り、強気に攻めたからこそ、運も味方となった。【北村健龍】
▼ルーキー竹丸が今季2勝目を挙げた。巨人はこの日で12試合目。開幕からチーム12試合以下で2勝以上記録した新人は15年高木勇(巨人)以来、両リーグ11年ぶり。2リーグ制後の巨人では7人目になるが、竹丸と同じく12試合目に2勝目を挙げた99年上原は最終的に20勝4敗で新人王となり、57年藤田と60年堀本も新人王を獲得。過去6人のうち3人が新人王となっているが、竹丸はどうか。



