ソフトバンクがチーム今季最長4時間41分、雨の中の熱闘を制した。「日本生命セ・パ交流戦」のDeNA戦。決めたのは2日連続で横浜生まれ横浜育ちの庄子雄大内野手(23)。延長12回無死一、三塁でDeNA8番手山崎の初球スライダーをセーフティースクイズ。一塁方向へ転がし決勝点を奪った。

「方向は狙い通りだったが、一瞬打球が浮いたので、本当に心臓が飛び出るぐらいでした。必死に、命がけで。今後の野球人生を左右するくらいの気持ち」。決めなければスタメン落ちになる、それくらいの危機感で決めたバントだった。

小久保裕紀監督(54)は「満塁の場面で打てずに悔しがっていた。あそこで打てば飛行機に間に合ったのに」と笑った。延長10回1死満塁の好機で遊飛に倒れた。午後2時開始も12回の長時間試合になったため、羽田発福岡行きの最終便に間に合わずチームは延泊することとなった。

ベンチには今宮も野村もいる中、首脳陣は庄子をフル出場させ、最後に応えた。チームは交流戦10勝2敗で交流戦の勝ち越しを決め、首位をキープした。正木智也外野手(26)、広瀬隆太内野手(25)と若手が台頭しながら、交流戦4カードすべて勝ち越しとセ・リーグをなぎ倒している。残りは阪神、ヤクルトのセ上位2球団だが、このままの勢いで白星を重ねる。

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