王者岡田博喜(26=角海老宝石)が4度目の防衛に成功した。14年7月に判定で下した同級1位の麻生興一(30=三迫)と再戦。

 序盤からスピードを生かしたジャブで流れをつかむと、的確なパンチで2回には左眉、3回には右眉をカットさせた。その後も一方的な展開となったが、驚異的な粘りを見せる麻生の反撃を受ける場面もあった。

 それでも7回に連打を集めると、麻生の出血がひどくなり、2分15秒にレフェリーストップによるTKO勝ちで試合を終わらせた。戦績を12戦全勝(10KO)とした岡田は「左が良くなったし、最後まで落ち着いて戦えた」と話した。