GHCヘビー級王者拳王(33)が宮本裕向の挑戦を退け、2度目の防衛を果たした。

 序盤は、場外などでの宮本の反則攻撃に苦戦。宮本の用意した場外の机に、頭からたたきつけられるなど、一方的に攻められた。それでも、ハイキックからリズムをつかみ、場外に宮本が用意した机の上に、コーナートップからのフットスタンプでお返し。さらに、16分15秒、リング内でトップコーナーからのダイビングフットスタンプで勝負を決めた。試合後は会場のファンに「ノアの丸藤、杉浦の時代は終わった」と発言。それを聞いた杉浦が「おい、時代は終わったというが、悪いけど48歳になるけど、まだ時代を築いていないんだよ。このベルトに挑戦させろ」と次期挑戦者に名乗りを上げると「杉浦を倒し、次は丸藤だ。オレがノアの顔になる。オレが武道館に連れていく」とノアの看板を倒しての世代交代を宣言した。