8日の祭典レッスルマニア34大会(米ニューオーリンズ・メルセデスベンツ・スーパードーム)で現役復帰するGMのダニエル・ブライアンは、意見の相違が続いたシェイン・マクマホン・コミッショナーとリング上で和解した。これまでGMとコミッショナーの立場でケビン・オーエンズ、サミ・ゼインの処遇を巡り、対立してきた。ブラインアンは「オーエンズとゼインは友達だ。しかし、その関係が間違った判断につながった」と反省すると、シェインからは「自分も頑固なところがあった」と振り返った。

 最大の祭典ではシェインとタッグを組み、オーエンズ、ゼイン組と対戦するブライアンは「会場のみなさんはハグで仲直りするところを見たいだろ?」と問いかけ、ファンの後押しでハグ。両者の和解が成立した。興行中盤では、解雇されているオーエンズ、ゼインの乱入を許し「スマックダウン、そしてレッスルマニアはオレたちのショーだ」と番組を占拠された。警備員に囲まれた2人の前に、ブライアンとシェインが登場。ブライアンが「スマックダウンで彼らを観られるのは最後だ」と言うと、シェインが「ナナ・ヘイヘイ・グッバイ」の大合唱を始め、オーエンズ、ゼインを会場から追い払った。