IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチに臨む同級1位の船井龍一(33=ワタナベ)が打撃戦を仕掛けて世界王座を狙う。

5月4日の米国での世界初挑戦に向け、23日に都内のジムで練習を公開。ここまで150回のスパーで磨いたのは先制攻撃に手数。高橋トレーナーは「王者アンカハスは前回打ち合いでパンチをもらっていた。船井の右は一発で倒せる。初回から前に出ていく」作戦だ。船井も「恐れずに攻め込めるか。忘れられない日にする」と決意を披露。後輩京口は平成最後の新王者に、船井はジム5人目で令和初の新王者となって歴史をつなげるつもりだ。