WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(25=ワタナベ)が、元ムエタイ王者でWBAライトフライ級12位のタナワット・ナコーン(26=タイ)と6月19日幕張メッセで初防衛戦を行うことが25日、発表された。

昨年大みそかにヘッキー・ブドラーを倒し、2階級制覇を達成。以来、約半年ぶりの試合となる。同日、都内で会見した京口は「半年近くあきましたが、ずっと練習していた。早く試合したいという思いだった」と話し、「KOにこだわっていきたい」と自信をみせた。

今回は長渕剛親子の後押しもある。長渕の長男で歌手兼サーファーの航(わたる)さんと親交があり、3月末初めて自宅を訪問。そこで長渕と初対面し、刺激を受けた。「がんばってる?って言っていただいた。オーラもあって、うわー、と思いました」。1カ月間前からは、航さんの薦めで心肺機能向上のため、週1回プールでのトレーニングも始めた。航さんは既に会場での応援を約束してくれている。京口は「平日の夜だし忙しいかな、と思っていましたが誘ってみようかな」と長渕にも直接応援をお願いするつもりだ。