米プロレスWWEと米総合格闘技UFCの統括するTKOグループとサウジアラビア政府が提携し、新たなプロボクシングプロモーションを立ち上げると5日(日本時間6日)、発表された。UFCデイナ・ホワイト社長兼CEO、WWEニック・カーン社長兼TKO取締役を中心とした新たなプロモーションを設立し、26年に初のボクシングイベントを開催する計画だ。
今回はTKO、サウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官が買収を発表した米老舗専門誌「ザ・リング」、サウジアラビア公共投資基金の企業「セラ」が提携を発表。アラルシク長官は「業界の大手企業間の画期的な提携は、ボクサーとファンにとって比類のない体験の舞台を整えるもの。スポーツがさらなる混乱に見舞われる時期に、私たちは力を合わせて次世代の才能を育成し、世界クラスのイベントを開催する」とコメントした。
契約したボクサーたちは米ラスベガスやメキシコ・メキシコシティー、中国上海にある最先端の練習施設となるUFCパフォーマンス・インスティテュートを利用できる。また放送はTKOの制作・メディアチームが担当するという。
以前からボクシング界への本格進出に意欲を示してきたUFCホワイト社長はSNSを通じ「ボクシングというスポーツを心から愛するトゥルキ氏と、新たなボクシングリーグを立ち上げる契約を結んだばかりだ。このモデルは、ファンが見たい試合を提供できることが証明されている。最高の選手が最高の選手と戦い、ボクサーたちはランキングを上げ続け、世界王者になる。試合をどこで観戦できるか、その他ビジネスの詳細については、スタートが近づくにつれて発表する」と予告。ボクサーの契約、試合スケジュール、会場、開催地は数カ月以内に発表されるという。

